ベトナムのソウルフード「フォー」といえば。
フォーガーが一番好きです。
フォーガーとは、鶏肉を具材としたフォーのことです。
そもそもフォーは、基本的に鶏がらもしくは牛骨をベースとして、そこに魚醤のニョクマム(ヌクマム)を加えて味を調えたスープに、米粉から作られた麺を茹で、野菜やコリアンダー(パクチー)などをトッピングして食べる、ベトナムのソウルフードです(作り方はクックパッドより)。
昔ベトナムを訪れた際には、ベトナムの方々が朝も早くから市場周辺にずらりと並んだ屋台でずるずると、こなれた手つきでフォーを掻っ込んでいる日常風景を目にし、「なんだかいいなあ」としみじみ思ったものです。
鶏・豚・牛、そのすべてとマッチするポテンシャルの高さ
フォーにはメイン具材によって異なる呼び名があって、鶏(もも肉)なら「フォーガー」、牛肉なら「フォーボー」。豚肉はどう呼ぶのか調べてもわかりませんでした。日本では鶏肉のフォーが一般的ですがベトナムでは豚肉が多いようなので、もしかしたらスタンダードに「フォー」と呼ぶのが豚肉のフォーなのかもしれませんね。
とにもかくにも、あっさりスープにもりだくさんの野菜がヘルシーさを醸し出すフォーは、鶏にも豚にも牛にもぴったりマッチ。さっぱり食べられるがゆえに飽きもこないのです。
自作のフォー
あっさりした中に鶏のコク深い旨みが溶け込んだスープ。つるつるとした食感の麺、シャキシャキ感を残した緑鮮やかな野菜。そのコラボレーションが恋しくなって、時折自らフォーを作りたくなることがあります。
というわけで、久しぶりに、
作ってみました。
スープは鶏がら。生姜とネギを加えてことこと出汁をとります。
と同時に、鶏もも肉に火を通します。
いったん生姜、ネギ、鶏肉を取り出し、塩とヌクマム(今回はナンプラーを使いました)で味を調えたスープに、ぬるま湯で15分もどした乾麺(平たい米粉の麺)を入れ、好きな硬さまで茹でます。
あらかじめ用意しておいた野菜(今回は水菜、レタス、パクチー)をどっさり盛り付けて、
完成!
美味しくいただきました。
簡単なので、みなさんも作ってみてはいかがでしょうか。